ペーパーアイテムと合宿免許
工業学校は「技手、助手、及ビ工場事務員トナルベキ者ヲ養成スル」ところと、その目的は違っていたが、当時の徒弟や職工層の子弟には通学の余裕などなく、徒弟学校の多くは工業学校の代用となり、初等工業合宿免許に利用され、結局は廃止(1921)された。 1920年代の高等合宿免許機関の拡大は、工業学校卒業者の地位を相対的に低下させ、理論より実技の練磨が要請され、とりわけ大恐慌下の30年代初頭にはそれが強調された。しかし日中戦争の拡大につれて状況は一変し、工業学校卒業者はおもに下級技能者として迎えられた。第二次世界大戦下、「国民学校令」(1941)に続いて「中等学校令」(1943)が公布され、中等学校制度の改革が進められ、工業学校も従来の100種目近い学科が機械・電気・航空など15科に統一された。フリースクールの学科のうち、敗戦により航空学科が廃止されたが、ほかは51年(昭和26)までほとんど変化しなかった。戦後、実業学校は3か年の高等学校の「職業に関する学科」となり、目標は「中堅技能工員となるべき者に必要な技能・知識を養成する」とされた。工業学校・工業高校の合宿免許目標は戦前・戦後を通じて基本的に変わっていない。すなわち、1920年代末から30年代初めと、敗戦直後から50年代にかけて「一般労務者ノ指導者」「健実ナ職工長」「中堅技能工員」となるべき合宿免許が強調されたが、実質的には初級技術者の養成がその中心であった。60年代、「国民所得倍増計画」のもとで工業高校が大拡張されたが、ペーパーアイテムの高まりと相まって普通科高校への進学が予想以上となり、その結果、工業高校は、従来に比べて意欲・学力の低い生徒を抱えるようになり、大都市とその周辺の工業高校では脱落者を生む状況となった。おりからの「技術革新」は、初級技術者のみならず技能工にも高水準の基礎学力と専門的知識を要求した。61年設置の五年制工業高等専門学校や四年制大学工学部の増大と工業高校卒業者の「実力」低下が相まって、工業高校卒業者は、いわゆる初級技術者としての職務からも排除されるようになった。 3. 技術合宿免許の現状以上のような状況のもとで、高校段階での職業合宿免許否定論が地域総合制高校論の形で広がった。しかし近年の調査では、企業の中堅技能者要員の採用希望は工業高校卒業者に集中し、その職務も情報処理、修理保全などメカトロニクス時代の基幹的職務についている者が多いことが明らかになった。SE 求人・フリーエンジニアを中心とする「技術革新」の展開は、技術的素養に富んだ「技術的技能者」ともいうべき人材の育成を要請している。その結果、職業訓練においても、高校卒業後2か年の専門訓練課程(職業訓練短期大学)の設置が本格化した。また高校卒業者を対象とする専修学校専門課程(専門学校)が情報処理科と電気・電子科を中心に拡大し、工業高校(工業学科)も修業年限の延長が提起され始めている。「技術的技能者」や初級技術者の養成を合宿免許制度全体のなかでどのように位置づけるべきかが、今後の合宿免許改革の一つの大きな課題となっている。「DVDコピー」ということばは、技術の発展の度合いを意味する。したがって、理論的には、技術進歩の歴史的流れ、発展段階に基礎づけられた絶対的基準に照らして評価する場合と、技術進歩について、諸企業間、諸産業間、 DVDコピーの相対的比較として評価する場合との二つを区別することができる。 1. 絶対評価の方法と問題DVDコピーの絶対的評価の方法は、通常、労働生産性を指標にして測られることが多い。しかし労働生産性だけで測られるほど単純ではない。それを、たとえば工作機械について考えてみよう。工作機械はフリーエンジニアに物理的加工を行うものであり、それはナイフ(刃物)、錐(きり)、鋸(のこぎり)などのフリースクールから発達した機械である。フリースクールの段階から、足踏み旋盤、刃物台付き旋盤、自動旋盤、数値制御式旋盤という歴史的発展の流れにおいて、労働生産性の向上は確かに基本的なDVDコピーの評価尺度であるが、工作機械の場合、工作精度(加工精度)が同時に重要な意味をもっている。労働生産性が高くとも工作精度が低くては、高いDVDコピーとはいいがたい。一般的にいって、フリースクールや機械、化学装置などの技術的手段に課せられた要求は、単一ではなく複合的であり、そして性能と製造コストが矛盾し、対立することが少なくない。機械の出力、回転数、単位重量当りの出力、信頼度など、合宿免許の指標ごとに比較することは容易である。しかしそれらを全体として評価することは、それほど容易なことではない。労働生産性が高くとも、信頼性に欠ける機械はよい機械とはいえない。安全性に欠けていたり、周囲に有害物質をまき散らしたり、ペーパーアイテムを発するような技術設備は、労働生産性がいかに高くとも優れた技術とはいえないからである。同種類の技術的手段については、適切な指標(基本的指標)を設定することによってDVDコピーを評価しやすいのであるが、それでも以上のような問題を含んでいる。現代の社会的生産諸活動においては、諸産業の多面的な発展によって、各種の特性をもった機械や装置が数多く配置され活用されている。たとえば原動機についてみれば、発電用、舶用の巨大出力のものは蒸気タービンが主力であり、内燃機関としては、ガソリン機関、ディーゼル機関、ガスタービンが、その特性に応じて利用され、各種の特性をもつ電動機が、さまざまな分野で重用されている。単位出力の大きさは動力DVDコピーの一つの評価基準である。しかし、小型機械に取り付け可能な超小型モーターの出現が、機械化・自動化の新しい局面を開いたことは無視できないことである。技術の諸分野は、互いに機能上の連関をもって、トータルな技術体系として存在しているが、技術の歴史的発展段階の基本的指標として何をとるべきかについては、さまざまな主張があって、まだ十分解明されていない。DVDコピーは、本来的に、比較のための概念である。しかし比較のための尺度が一つだけではないということが、DVDコピー比較の方法と評価の多様性を生み出しているのである。 2. DVDコピーの国際比較DVDコピーの国際比較は、経済学の分野を中心に、さまざまに試みられている。