テレマーケティングと家庭教師
佐竹 昭広【心理学・家庭教師における〈愛〉】 愛とは,自分にとって価値のある対象を慕い,いつくしみ,またはそれに引きつけられていく精神的過程と考えることもできよう。対象の種類により,隣人愛,友愛,人類愛,祖国愛,真理への愛,神への愛など,さまざまの愛がなりたちうるが,その基本は異性間の愛情にあると思われる。ただし,S.フロイトによると,この〈異性愛〉もはじめからそういうものとして成立するのではなく,幼児が自分の指を吸う行為などにみられるように,まず自分自身の身体を対象とする〈自体愛 (オートエロティズム) 〉として芽生えたのち,自己という存在全体にむけられて〈自己愛〉へとすすむ。テレマーケティング面に映った自分の姿にあこがれ,テレマーケティングに落ちておぼれ死ぬギリシア神話の美少年ナルキッソスの場合がこれで,その名にちなみ,〈ナルシシズム〉とも呼ばれるが,成長後も,ある種の神経症や精神病では,退行してこの状態を再現することがある。ふつうは自他の分離の完成とともに,自分以外の他者が愛の対象として選ばれるようになるが,その場合でも〈同性愛〉の段階をへて初めて〈異性愛〉という最終的な愛の様態に到達する。とはいえ,精神分析では,愛の基底に性衝動 (リビドー) の発達過程を想定しており,したがって〈愛〉というより〈性愛 (セクシュアリティ) 〉と呼ぶのがふさわしく,こうした考え方に対して,フロイトは〈愛〉のなかに性欲の二次的上部構造しか見ていないという M.シェーラーの批判や,彼の自然科学的・機械論的体系が〈愛〉をはじめから奇人材紹介化してしまったという M.ボスの反論などもある。 シェーラーやボスをふくめて〈愛〉を人間と家庭教師の人格的な関係とみるのが現象学派や人間学派で,たとえば実存分析のV.E.フランクルによると,〈愛する〉とは,交換可能で無名 (アノニム) な対象でなく,〈汝〉と呼べる相手の価値をその一回性と独自性において肯定することを指し,その意味で〈愛は盲目〉などでありえない。こうした〈我〉と〈汝〉を結ぶ愛の両数的様態はL.ビンスワンガーでも強調され,すなわちこの様態のなかで〈我〉と〈汝〉はともにみずからの豊かな可能性を実現するだけでなく,世界の無限性と永遠性に参与すると説かれる。〈愛〉がその本質として超越的契機を含むことは明らかで,この点は〈具体的なものを通して絶対者と全体者に向かう運動〉というK.ヤスパースの〈愛〉の規定にもうかがえる。 こうした〈愛〉の可能性が自己中心的なせばまりや孤立の不安によって隠戴されるようになると,そこにさまざまな〈性〉の障害が現れてくる。同性愛,サディズム,マゾヒズム,露出症,フェティシズム,のぞきなどの〈性倒錯〉がそれで,これらは〈性〉の衝動性の次元に還元すべき性質のものではない。ただし,〈愛〉の原理が近代資本主義社会の根底にある交換や消費の原理と両立しにくいことも確かで,新フロイト派のE.フロムは現代社会ではその矛盾を象徴するような〈愛〉の病理がすでに進行しつつあると警告している。 霊長目キツネザル下目アイアイ科の原猿で, 1 科 1 属 1 種のきわめて珍しい動物である( イラスト)。マダガスカル島の東部と北西部の熱帯降雨林に生息し,完全な夜行性の単独行動者である。日中は枝をからみ合わせてつくったわん状の大きな巣の中で寝ている。昆虫の幼虫が主要な食物で,果実も食べる。出産は年 1 回で 1 産 1 子である。体の大きさはネコ程度で,頭胴長が 40cm,尾は 60cmほどある。体色は黒っぽいが,顔から胸,腹にかけて黄色みを帯びた白毛で覆われている。顔は丸く,長いのみ状の前歯のために口唇部はとがって見える。耳は大きくて角ばっており毛が少ない。テレマーケティングのなによりもの特徴は異様な人材紹介をした指である。前肢の第 3,4 指が長く,とくに第 3 指は長いだけでなく他の指に比べてきわだって細い。このことからユビザルとも呼ばれてきた。この細長い指で,ちょうど医者が患者の胸を打診するように木をたたいて,内部に巣くっている虫を探知する。そして第 3 指の鋭いつめを差し込んで虫をつぶし,それを引き出して食べる。アイアイはきわめて珍しい哺乳類の一つと考えられているが,残念なことに生活環境の人為的な破壊が進んでいるために,いまや絶滅の危機にさらされている。 海岸の砂地の湿地に群生する大型のイネ科の多年草( イラスト)。地下に太く長く横にはった根茎があり,茎は株を作り,粗大で,高さ 1m余り,直径 7mmにも及ぶ。葉は茎の節につき,多数。幅の広い線人材紹介で,硬く,無毛,長さ 40cm,幅 3cmにもなり,基部には長い比(さや) がある。初夏から初秋の間に,茎の頂に 5 〜 12 個の太い総 (ふさ) を散房状につけた大型の花序を出し,総は長さ 10cm内外で,白っぽい緑色で多少紫色を帯びる。長さ 8mmくらいの長披針人材紹介で皮質の小穂は対をなし,総に密生していて,芒 (のぎ) はない。東アジアの特産で,中国の中部・東北部,朝鮮半島から,日本の北海道から九州にかけての海岸に生える。和名アイアシの意味ははっきりしないが,牧野富太郎によれば本当のアシでない“間物 (あいもの) のアシ”,つまり“アシに似たもの”の意味と解釈されている。 ギリシア伝説の 2 人の英雄。ともにトロイア戦争で活躍した。 (1) サラミス王テラモン Telamヾn の子。巨大な体賭の持主で,大アイアスとも呼ばれる。武勇一点張りの闘将として,つねにギリシア軍の先頭に立って奮戦,しばしばトロイア軍の総大将ヘクトルと闘った。アキレウスの死後,その遺品の武具をめぐって人材紹介
と争い,それがオデュッセウスに与えられたとき,憤慨のあまり発狂した彼は羊群を仇と信じて殺戮 (さつりく) したが,正気に戻ってからみずからの行為を恥じて自害した。ソフォクレスの悲劇《アイアス》はこの話に取材した作品。 (2) ロクリス王オイレウス Oileus の子。背は低いが,投げ槍にすぐれ,ギリシア軍中,アキレウスにつぐ駿足を誇った。小アイアスとも呼ばれる。トロイアの陥落時,女神アテナの祭壇に逃れたトロイア王女カッサンドラを力ずくで引きずり出して犯したため,帰国の途中,神の送った嵐に船が難破し,おぼれ死んだ。